施工例:中庭がつなぐ二世帯住宅
杉並Y邸
場所:東京都杉並区 用途:専用住宅 構造規模:木造2階建て 延床面積:64.22坪
お施主さんとの出会いは?
18年前に建てた入居者の隣地の方です。
増改築やメンテナンスに来る職人さんの態度や仕事の様子を隣りで見ていて気に入られ、設計依頼・工事管理を特命でいただきました。
お施主さんの「ご要望」
長男夫婦と同居するため、完全分離型の2世帯住宅に増改築。
ただ、完全分離型であってもご両親とお孫さんが容易に行き来できるスペースが欲しい。
ご主人が学者さんのため、仕事に集中するための完全に孤立できる書斎が必要。
プランニングする上で、「制約・条件」となった事(敷地条件、予算など)
建ぺい率の関係で8帖分の増築しかできませんでした。南側が4階建てのマンションのため、視線を考慮すること。
条件・制約をクリアするために考えた、「工夫・アイディア」
南側境界まで7mと比較的余裕があったため、6帖の“離れ”を母屋から2.275m離して建てました。
これによりご主人が孤立できる書斎ができ、さらにその屋上をらせん階段で昇り降りできるルーフバルコニーに。(写真※1)
このバルコニーの南側の腰壁は高さ1.6mにし、座ってしまえばマンションからの視線は遮られます。(写真※2)
設計ポイント
ルーフバルコニーに続けて母屋まで2.275mの部分にはグレーチングを敷き、母屋の2階から出入りできるようにしました。(写真※3)
2階は長男世帯であり、このバルコニーでお孫さんとも容易に接することができます。またこのグレーチングもクリアーを使用し、2階の光が下のデッキに落ちるよう工夫しました。(写真※4)
以前からある“ブドウの木”を何とか上手に生かすため、1,2階の窓の外側にイペ材で格子を組み、これに絡ませました。(写真※5)
マンションからの目隠しになるのと同時に美しいブドウの葉が室内からも楽しめることとなりました
工務店の選定について
築20年以上の2×4の建物だったので、2×4も得意な工務店、30年以上付き合っている経験豊かでセンスのある大工さんに決定。
設計後記
ちょっとしたメンテナンスや追加工事も素早く処理しているため非常に喜んでいただき、妹さん宅の改修工事もご紹介いただきました。また、今度は太陽光発電の工事をする予定です。








