施工例:非日常を楽しむ快適別荘
清里S邸
場所:山梨県北杜市 用途:別荘 構造規模:木造2階建て 延床面積:37.98坪
お施主さんとの出会いは?
以前、国立市で建てたI邸奥様のご両親であるS様からの依頼でした。S様は10年前にご自宅を建てられたのですが、同じ工務店で建てた娘さんの家の出来栄えに感心され、設計者が入る事によってかなり差がでると実感されました。今回別荘を建てるにあたり、土地探しから依頼されました。
お施主さんの「ご要望」
ご夫婦とも定年を迎え時間的に余裕があるため、静かに非日常の空間を楽しみたいとのこと。
娘さん達やお孫さん達とも一緒に泊まれるようなスペースにして欲しい。また、亡くなった伯父様の遺品、骨董品を生かすよう、工夫して欲しい。
プランニングする上で、「制約・条件」となった事(敷地条件、予算など)
最大高低差1800の南東に傾斜した敷地。国立公園内のため、伐採する樹木は最小限におさえられるように計画。
既存の近隣住宅のムードに違和感を与えないよう十分に配慮する。
条件・制約をクリアするために考えた、「工夫・アイディア」
南東に向けてブーメラン型のプランにする事により北・西側の住宅からの視線を避けられ、南東に振った事で境界からの距離感が増しました。
ブーメランの内側は開きながらも閉じた感じの、外との繋がりを曖昧にしながらもプライバシーのある空間となり(写真※1)、外側は室内からの景色がパノラマピクチャービューといった感じで楽しめるよう、窓を様々な角度で配置しました。(写真※2)
設計ポイント
伯父様の骨董品の中に素晴らしいランマがあり、効果的な取付場所を考えました。(写真※3)
雨の雫でデッキが傷まないよう、雨落ち部分はFRPグレーチングにしました。(写真※4)
非日常を味わっていただくため、浴室を7.5帖に、さらに4.5帖のバスコートを設けました。(写真※5、6)
工務店の選定について
地元で評判の良い工務店。こちらの社長とは以前仕事にはならなかったけれど何度か打合せをしていて、人柄や仕事への取り組み方に好感を持っていました。今回、土地探しでも非常に協力してくれました。
現場監理について
付近の別荘を多く手懸けている工務店のため、その経験から床暖房にテレコンを導入することをアドバイスされました。東京を出発する時に電話でコントロールできるので、別荘に到着した頃には室内がほどよく暖まっていて快適だそうです。
設計後記
完成後1年ですでに53回利用されているそうです。1年点検で伺った際にこのお風呂に入らせていただきしたが、仕事で来ていることをすっかり忘れてしまうくらいくつろいでしまいました。








